RK (修正カタカナ語) について

From RK (REK) Wiki
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ここでは、RK (修正カタカナ語) について、説明していきます。

RK (修正カタカナ語) とは?

RK (Revised Katakanago/修正カタカナ語) とは、

  • 「Englishの原音や音韻体系の特徴」を、反映/強調したカタカナ語

のことです。

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それに対して、既存の慣習的なカタカナ語のことを、CK (Conventional Katakanago/慣習カタカナ語) と呼びます。

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ちなみに、「CK」「RK」それぞれの読み方を、「CK式」「RK式」で各々表現すると、「CK式」では「CK」「シーケー」「RK」「アールケー」であるのに対して、「RK式」では「CK」「スィーケイ」「RK」「アウケイ」になります。

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RK (修正カタカナ語) の必要性

なぜ、このRK (修正カタカナ語)必要なのかというと、意外と指摘されないことですが、旧来のカタカナ語、すなわちCK (慣習カタカナ語) こそが、「日本人のEnglish下手の最大の原因」となっているからです。


日本人は、旧来のカタカナ語CK (慣習カタカナ語) によって、

  • Englishの原音とはかけ離れたクセの強い発音が身についてしまう。
  • English語彙spelling (綴り) を覚えない

という2つの障壁を、Englishに対して自然と抱え込むようになっており、この「カタカナ語問題」こそが、「日本人のEnglish下手の最大の原因」となっている訳です。

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bilingual/帰国子女の人々は、圧倒的な経験量によって、この障壁乗り越えることができますし、①の発音に関しては、自然と「カタカナ発音」と「English発音」をswitch (切り替え) することができますが、そうでない普通の日本人の多くは、この障壁に引っかかり、つまづいてしまいます。


そして、この障壁を乗り越える大変さに辟易して、English学習どころか、Englishを話すこと自体を諦めたりすることで、「世界有数のEnglish下手民族」としての日本人が、形成されてきた訳です。

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したがって、「日本人のEnglish下手」改善するには、まず以てこの「カタカナ語問題」解決する必要がありますし、逆に言えば、この「カタカナ語問題」さえ解決できれば、「日本人のEnglish能力」格段改善されると、言うことができます。


そして、そんな「カタカナ語問題」の内、②のspelling (綴り) の問題に関しては、Latin字の使用機会を増やすなど、別途対処していく必要がありますが、①の発音問題解決するのに必要不可欠になってくるのが、このRK (修正カタカナ語) である、という訳です。

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「CK (慣習カタカナ語) 発音」「English発音」狭間に、「RK (修正カタカナ語) 発音」設置することで、日本人両者の間を楽に行き交うことが可能になり、Englishの発音に関する障壁を、可能な限り小さくできるようになります。

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もう少し具体的に書きますと、RK (修正カタカナ語) と、下述するその発展形であるREKの水準まで達したら、もうEnglishの原音との差異は、

  • (原音に忠実に対応した) IPAに直接基づくか否か
  • (native speakerのように)「CVC (子音-母音-子音)」のsyllable (音節) 単位のまとまりで、音を認識/意識するか否か

といった、ほんの些細な違いが残る程度です。


逆に言えば、RK/REKを用いれば、日本人は、カナを使いながらにして、その (native speakerの)「一歩手前の水準」にまで、容易に到達できるようになるということです。

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RK (修正カタカナ語) の着眼点

RK (修正カタカナ語)構築する上での着眼点は、

  • 1. CK (慣習カタカナ語)不正確な表現を、より正確に。--- 例えば、「-t」を「-ト」、「si/ti/tu」を「シ/チ/ツ」、二重母音「エイ」「オウ」を長母音「エー」「オー」で表現する等といった部分の修正や、「-l/r」を「ウ」と表現するなど、より原音を忠実に表現できるようにする。
  • 2. カナで表現しづらい音である、子音「r」と、母音[æ][ʌ][ə/ɜ]4音に関しては、「CK (慣習カタカナ語) とRK (修正カタカナ語) で挟み撃ちして攻略」すべく、「逆張り表現」する。--- すなわち、「r」はCKでは「ラ行」で表現されるので、RKでは「ワ行」で、また[æ][ʌ][ə/ɜ]はCKでは「ア」で表現されるので、RKでは各々「エ」「オ」「ウ」で表現する。

2点です。

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ここで意識しておいてもらいのは、後者の2の部分です。

つまり、RK (修正カタカナ語) には、CK (慣習カタカナ語) との「挟み撃ち/合わせ技」を念頭に置いた「逆張り/極端」な部分もあるので、そうした部分も織り込んだ上で、両者の感覚を折衷する形で、利用してもらいたいということです。


(※この点に関しては、RK (修正カタカナ語) の2種類と捉え方のpageでも、改めて強調しています。)

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そういう訳で、このRK (修正カタカナ語) は、旧来CK (慣習カタカナ語) に取って代わる代替というよりは、併用/混用を想定したものであり、そうした環境が整えられることが望ましいということです。


(※ CK (慣習カタカナ語) は、spelling (綴り) の性格を (Roma字的に) 比較的穏当に反映しているものなので、spelling (綴り) に対する意識/記憶に関連して、これはこれで、有用/有益な面もあります。)

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このように、Englishのような、

  • 母音グチャグチャに崩れていて (曖昧/流動的で)、spelling (綴り) との一致性も低い
    (そのせいで、IPAやRespellingといった外国人/nativeが用いる発音表記すらも、様々な系統/流派が乱立して安定しない)

という、国際語にあるまじき「特異な性格」を持った言語発音-表記体系に、日本語圏のような「5母音言語圏」人々が、比較的「容易かつ的確」に対処していくには、「挟み撃ち」最適な方法だと言えます。


RK (修正カタカナ語) の詳細

RK (修正カタカナ語) の主な変換規則は、以下の通りです。

具体例の一覧はこちらです。


■ 子音
  • th [θ]ス/サ行 【※挟舌で/掠(かす)れたツァ行「(t)s」の感覚で】
  • th [ð]ズ/ザ行 【※挟舌で/掠(かす)れたヅァ行「(d)z」の感覚で】
  • rウ/ワ行 【※反舌で/舌奥で膨らませた「r(w)」の感覚で】
    • (r – フ/ハ行 (French))
  • lウ/ラ行 【※側音で/舌先で鼻にかけた「(n)l」の感覚で】
  • 語末のl(オ)ウ 《2音節以上/非accentの場合》
  • 語末のng (×ング)

  • 語中のt+母音ラ行 (米国英語/flapping)
  • -t+nンン/ンー (米国英語)

  • -sh (×シュ)
  • -t/-dトゥ/ドゥ (×ト/ド)
  • [si] [ti] [tju] [tu]スィ/ティ/テュ/トゥ (×シ/チ/チュ/ツ)
  • (※促音(ッ)は、「間延び」の原因となるので、極力使わない。)


■ 母音
  • a [æ] 【※ェア/エァ「(e)a」の簡略形/「エの口形でア」】
  • u/o [ʌ] 【※ォア/オァ「(o)a」の簡略形/「オの口形でア」】
  • [ə/ɜ] 【※ゥア/ウァ「(u)a」の簡略形/「ウの口形でア」】

  • o [ɑ] (米国英語)
  • a+u/w/lアー (米国英語)
  • [ei] [ou]エイ/オウ (×エー/オー)

  • [fu/fə/fɜ]フゥの気持ちで》
  • [ru/rə/rɜ]ヲゥの気持ちで》
  • [wu/wə/wɜ]ヲゥの気持ちで》
  • [ji] - ユィの気持ちで》

  • (※長音(ー)は、冗長になりがちなので省略可。)


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EK (拡張かな) とREK

なお、「子音単独音を、Latin字表記するかな/カナ表記」のことを、我々はEK (Extended Kana/拡張かな) と呼んでいます。

これは、「子音単独音」を表記する術が無かった、「音節文字/音色文字」としての「かな/カナ」欠点を補う最良の解決法です。

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そして、このEK (拡張かな) は、以下の理由から、RK (修正カタカナ語) の表記として、とても相性が良いものです。

  • Englishの発音は、「子音単独音」多くlinking (連音)発生し易いが、その感覚を、カタカナだけでは表現し切れない
  • RK (修正カタカナ語) におけるt/dの表記は、「トゥ/ドゥ」を用いるが、t/d表記の方が短くスッキリするし、音声の表現としてもより正確
  • -k/-g/-t/-d/-p/-bといった破裂音は、くだけた発音では脱落しがちだが、カタカナ表記ではそのnuanceを表現しづらい
  • Englishの発音は、「CVC」(子音-母音-子音)音節単位で、認識/表現されるが、カタカナだけの表記では、それを認識/把握しづらい


したがって、RK (修正カタカナ語) の表記には、EK (拡張かな) を用いるか、EK (拡張かな) を併記することを、推奨します。

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ちなみに、その「EK (拡張かな) を用いたRK (修正カタカナ語) 表記」(RK + EK) は、「REK」略称します。

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なお、この呼称 (REK) の発音は、以下の通りです。

Rek2.png


このREKは元来、例えば、Africa (エfウィク)、great (gウェイt) といったように、English語彙発音を、「RK+EK」で、「カタカナ+Latinji」で、表記/表現するためのものですが、これを例えば、Africa /efwiku/、great /gweit/ といったように、全てLatin字で書くようにした、

  • 「Latin字表記版のREK」

は、LJなどで用いる日本人向けのEnglish発音表記として、非常に便利なので、LJでも「English発音表記」に利用することを推奨しています。


(※ 専用Wiki → REK (L) Wiki)

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